おしゃれなショッピングエリアが多いイメージが強く、子育てしやすい街という印象は受けないかもしれません。
でも実は『ハッピーマザー出産助成金』を出していたりと、子育て支援やサポートが充実している区なのです!
また、渋谷区は子供の教育に大きな力を入れています。他の区ではまだ実践していない、新しい教育方法「中高連携教育校」の取り組みを実践しています。23区内では初めての例で、「都市型」の中高連携教育校のモデルスクールとして期待されています。

ハッピーマザー出産助成金

ハッピーマザー出産助成金は、出産時の経済的な負担の軽減を図り、安心して出産出来るように設けられた制度です。
1人の出産につき限度額10万円となっていますが、加入している健康保険から付加給付が支給される場合には、その額を控除した金額が支給されます。
付加給付とは、出産の際には加入している健康保険から出産育児一時金として法定給付金の42万円から40万4千円が支給されますが、これに加えて健康保険が独自に給付するものを付加給付と言います。

子ども医療費助成

子ども医療費助成は、乳幼児医療証と子ども医療証の2種類があり、
渋谷区内に在住で健康保険に加入している子どもの医療費を助成する制度になります。
保険内診療の自己負担分を助成してもらうことができるため、体調を崩しやすい子供を安心して病院に連れていくことが可能となります。
申請を行うと医療証が発行されるので、その医療証を病院で提出することで利用することが
可能となります。

児童手当

児童手当は基本的には、出生届を区役所に提出した時に、同時に申し込むことが多いと思います。原則として年に3回、2月、6月、10月の支給月に、前月分までの手当を指定した口座に振り込んでくれます。
・3歳未満(1人につき):15,000円
・3歳以上から小学校修了前まで:10,000円(第3子以降は15,000円)
・中学生(1人につき):10,000円

待機児童向け特別枠

待機児童への対策として、毎年新設の保育園を建設していることや、区が民間事業者に運営を委託している区立保育園が増えてきています。
また、渋谷区では待機児童向け特別枠というものが設けられており、待機児童になってしまってからもママ任せではなく区としてサポートしてくれるようなシステムがあります。
区内3か所の認可外保育施設に、認可保育園の待機児童となった方の特別枠を設けています。

※2020年9月現在の情報になります。
詳しい金額や、内容に関しては、渋谷区のホームーページをご確認ください。

渋谷区の子育て・教育・生涯学習
都市型中高連携教育校

東京23区初の試みとして高い注目を集めたのが都市型中高連携教育校。これは、区立中学校と都立普通科高校を連携した中高連携教育校の事で、初の試みであった為に高い注目を集めています。
理数教育重点校と言った、理化と数学の教育に重きを置いた学校を設立し、知的好奇心や倫理的判断能力を高める教育を実践したり、ICT教育では1人1台タブレット端末を貸し出すなど、子供の教育環境を整備しています。

通学区域について

お子さんが通学する学校は、住所により指定されています。
また、平成16年度から学校選択希望制を導入しています。

平成27年度から、代々木小学校と山谷小学校を母体とする「代々木山谷小学校」が開校しました。

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